もっと早く知りたかった!経営診断のイロハ

第2回 城北プロコン塾午前の部報告(2025年7月19日受講)
夏本番の暑い日差しのなか会場へと歩く道すがら、見覚えのある涼やかな雰囲気の紳士に出会いました。この日の講義を担当される新木啓弘講師です。実務補習でお世話になったご縁もありますが、何よりも講義内容に興味津々だった私は、「今日の講義を本当に楽しみにしていました」とお伝えし会場へ向かいました。早速、朝一番の講義が、新木講師による「経営診断プロセス及び報告書作成のポイント」です。
私はもともと法人経営をしており、昨年5月の資格登録とともに独立診断士としての活動を開始しました。ありがたいご縁に恵まれ、いくつかの専門家派遣にも参加してまいりました。一方で、誰かに手取り足取り教わるわけではないなか、度胸と愛嬌で何とか乗り切ってきたものの、不安が拭いきれない日々でもありました。
そうしたなか、新たに経営改善計画策定に関わる機会をいただき、期待や嬉しさはあるものの、それを超える不安を抱えてこの日の講義に臨みました。ところがまさに、その不安を払拭してくれる熱量あふれる内容の講義でした。新木講師ご自身の実体験を織り交ぜながら、経営改善計画を含めた専門家派遣の要点が極めて実践的にまとめられており、すべての駆け出し診断士にぜひ聞いてほしい講義だと感じました。もっと早く知りたかったと思う一方で、いくつかの経験を経た今だからこそ、自分事として深く腑に落ちた気がします。
今回の講義を通じて、自身の強みである販促物デザインの知見を活かし、売上改善を起点に経営全般を支援できる診断士を目指す覚悟が、より一層明確になりました。学びを糧に、事業者様の想いに寄り添い、真に頼られる存在となれるよう、これからも研鑽を続けてまいります。
城北支部 大澤 剛史 tsuyoshiohsawa=gmail.com
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