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三多摩支部研修部主催「ホームページ制作基礎講座」を受講して

「ITは苦手」から「一緒に作ろう」へ。
仲間と学び、マインドが変わった3時間

三多摩支部 高田 貴博

中小企業や小規模事業者の経営支援に携わる中で、企業の「顔」であり情報発信の基盤となるホームページ(以下、HP)の立ち上げや刷新は、多くの経営者様が強い関心を寄せるテーマだと思われます。
しかし、私自身はこれまでWeb制作に関する専門知識や実務経験に乏しく、IT分野に対して苦手意識を抱いていました。そのような中、2026年6月20日にオープンイノベーションフィールド多摩 国分寺館にて開催された三多摩支部主催の「HP制作基礎講座」は、私のような初心者にとって、一歩を踏み出す絶好の機会となりました。

今回の講座は、「Jimdo」を用いたノーコードでのHP作成の実践でした。直感的な操作でテキストを入力し、画像を配置するだけで、短時間のうちに洗練されたWebサイトの骨組みが完成していくプロセスを体験いたしました。予算やIT人材が不足している小規模事業者であっても、この技術を活用すれば、自社で手軽に情報発信を始めることができます。伴走型支援を行う私たち中小企業診断士にとっても、非常に強力な武器になると感じました。

本講座の大きな魅力は、その手厚い学習環境や受講生同士の連帯感が生まれることです。いざ実践に移ると、初期設定やレイアウトの調整などで疑問が生じることもありましたが、講師やサポーターの皆様が個々の進捗を見守ってくださり、躓きそうになると的確にアドバイスをくださったおかげで、挫折することなく作業に没頭することができました。
また、個人ワークに終始するのではなく、グループの仲間内で相談してHPを作成できたことも、貴重な体験でした。「この導線のほうがユーザーにとって分かりやすいのではないか」「このキャッチコピーなら強みが伝わる」など、互いの画面を見せ合いながら多様な視点で意見を交わすプロセスは、一人での学習では得られない気づきをもたらしてくれました。

さらに、本講座が一般的な「ITツールの操作説明会」と異なる点は、実際に支援先様の課題を意識しながらホームページを作成する点にありました。「誰に、何を伝え、どのような行動を促したいのか」という、支援先企業が抱える経営課題を起点にし、それを解決するためにHPをどう設計すべきか、という思考プロセスが必要でした。このアプローチを体験したことで、HP制作は単なるWebの技術ではなく、企業の強みを引き出し、課題を解決するための立派な「経営診断・伴走支援」のプロセスそのものであると再認識させられました。
講座を終えた今、受講前に抱いていたITやWeb制作に対する苦手意識が低くなり、「自分にもできる」という手応えが得られたことは今後の診断士活動における大きな財産となりました。
ありがたいことに、今後は実際の支援先様へ向けたHP制作支援に参画することが叶いましたので、今回学んだHP制作スキルと、支援先の経営課題に寄り添った支援をしていきたいです。
最後になりますが、このような実践的で実り多い講座を企画・運営してくださった講師の岩崎会員、研修部部長の清水会員を始め、講座を企画、支援していただいた皆様、そしてともに学んだ会員の皆様に、心より感謝申し上げます。

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