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第18期城南コンサル塾 実務実習に参加して

城南支部 徳植 義人

18期城南コンサル塾の同期5名で、岩崎彰吾指導員、上野洋一郎副指導員のもと7月10日から9月22日まで行われた実務実習に参加しました。今回の実習先は、横浜に本社を置く物流業を行う中規模の企業です。コロナも落ち着き始めたこともあり、会合は会議室を借りて全てリアル開催し、議論を深められました。

実習では、社長インタビューの結果やそれぞれのメンバーが収集した業界情報をもとに外部環境分析、内部環境分析、SWOT分析を進めながら、「現状分析からの事実に基づきロジカルに提案をまとめること」をご指導いただきました。また、今後の方向性や実行すべき取組のまとめにおいては、つい教科書で学んだ概念的な内容や診断先企業にはとって取り組むことが難しいレベルの内容を多く入れたくなるのですが、「短期的、中長期的取組で提案すること、具体的ですぐに取り組めること、経営者がやる気になることを必ず提案には含めること」をご指導頂いたことで、より実践的な報告書をまとめることができたと思います。途中、現状分析から今後の方向性をチーム内で整合するところで、予定されていた打合せでは足りず、急遽Web会議や、城南コンサル塾の合宿時の夜に打合せを入れるなど臨時対応があり、一瞬不安を感じましたが、振り返ると全体としてはスケジュールに沿って進められました。

9月22日の報告会では、社長から各パートの提案内容に対して「すぐにでもできるところから明日にでも対応します、ありがとうございました。」と言っていただき、一同うれしく感じることができました。報告書をまとめる際に、相手のこれまでの活動・考え方を尊重すること、気持ちよく読めるように細かな表現にも配慮するようにと、校正の時点で頂いたご指導のポイントの大切さを実感しました。

今回の実習は、城南コンサル塾の開塾の直後に始まりましたので、まだ慣れていない毎月の事前課題対応や城南コンサル塾での学習との両立ができるか少々の不安をもって参加しました。しかし、開塾間もない時点での実習は、逆に城南コンサル塾で学ぶノウハウを早い段階で現場で実践できる点でとても有意義でした。また、キャリアの異なるメンバーと毎月の講義での交流以上に深く関わりを持て、それぞれの考え方・アプローチの良い点を多く学ぶことができました。最終日の打ち上げ会では、メンバー皆、達成感を共有し、今回の学んだことを2回目の実習でも活かしたいと話し合い、実習を終えました。岩崎指導員、上野副指導員ありがとうございました。コードネームkikunaの皆さんお疲れさまでした。

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