城東支部社会貢献事業の「レジリエンス経営」チーム
6月度定例会開催報告
城東支部 山﨑健二郎
「レジリエンス」とは回復力や弾力を表す言葉ですが、当チームでは経営におけるレジリエンスを「危機対応しつつ、それをきっかけとして、組織がより創造的に、あるいは強固になり、最終的には成長につなげる力」を意味するものと定義し、活動を行っています。
昨年度は、『コトラーの『予測不能時代』のマネジメント(東洋経済新報社)』で提唱されている、「反応性・強靭性・弾力性を持って不確実性を管理し、機会を活用する」という考え方をベースとした内容の紹介と、危機を乗り越えた会社事例を合わせて、中小企業向けに紹介するセミナーを独自に企画・実施しました。
今年度は、そこでの成果を発展させ、墨田区主催で連続開催されるSDGsセミナーの1つのテーマとして、10月に実施を予定しています。
今回の定例会では、そのセミナー実施に向けての大枠の検討を実施しました。具体的には、昨年度作成のコンテンツをたたき台とした全体の構成・内容の見直しや、ワークショップをより有効なものとするためのアイデア出し、および今後の準備項目やスケジュールなどについて話し合いを行いました。
今後、今回の定例会での検討内容を深堀し、セミナー内容をより充実させていくとともに、実施に向けての段取り、役割分担の確定など、本番へ向けた具体的な準備を進めていく予定です。
当チームでは、セミナー開催を通じて、「レジリエンス経営」の考え方やその重要性を情報発信するとともに、ワークショップなどで参加企業相互の繋がりが持てる場を提供することで、地域企業への貢献の一助となるよう取り組んでいきたいと考えています。