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第29回暮らしと事業のよろず相談会 実施報告

三多摩支部 岡田 知子

「第29回 暮らしと事業のよろず相談会」が9月28日(土)に新宿駅西口広場イベントコーナーで開催されました。暮らしと事業のよろず相談会は、中小企業診断士や公認会計士などの東京10士業と災害復興まちづくり⽀援機構が参加する無料相談会で、専門分野の異なる複数の専門家に同時に相談できることが大きな特徴となっています。

東京都中小企業診断士協会(以下、東京協会)は社会貢献事業を積極的に推進しており、その一環として暮らしと事業のよろず相談会に毎年参加しています。運営主幹事は10士業が順番に担当しており、今回は東京協会が主幹事を務めました。東京協会ではこの日のために1年前から準備を始め、毎月会議を開いて運営方法や会場レイアウト、集客方法などについて検討を重ねてきました。

今回、新たな取り組みとして事前予約の導入、会場前を歩く人の来場を促すために診断士有志によるアンサンブル演奏などを行いましたが、これらの効果もあり10時の開始から相談者が次々と来場し、11時頃には相談ブースが満席となるほどでした。相談会は16時まで行われ、相談数は相談ブースで147件(各士業別対応件数の合計は383件)、士業ブースで32件、相談内容は創業相談、相続や離婚の相談、税金や土地の登記方法など多岐にわたりました。相談者アンケートを見ると「一度に複数の専門家の話が聞けて良かった」「知りたい内容が確認できてとても役に立った」などの声が多くありました。

当日は運営スタッフとして診断士が約40名、10士業の相談員も含めると120名以上が参加しました。多くの人が関わるイベントのため運営スタッフは前日に会場に集まってオペレーションを確認し、その場でマニュアルの修正を行うなど入念に事前準備を行いました。また、当日は相談員の方々にも運営にご協力いただき、大きな問題もなく無事に相談会を終えることができました。

診断士有志によるアンサンブル演奏

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