城南博覧会開催の報告
城南支部 福岡誠之
今年で5年目を迎えた城南支部主催の一大イベント「城南博覧会(ナンパク)」を11月12日(土)に開催しました。ナンパクとして実会場とオンラインを併用した初のイベント。開催事務局内で試行錯誤しながらの開催となりました。結果として当日は天候にも恵まれ、独立・企業内・新人・ベテランまで234名の参加登録者で大変な盛況となりました。
当日は、東京商工会議所ビジネスサポートデスクからゲストをお招きしての基調講演「この激動の時代、中小企業はどう勝ち抜いていけばよいか」や、パネルディスカッション、各部におけるセミナー・研究会紹介が開催されました。
基調講演では、中小企業を取り囲むマクロ環境や最新の状況を学ぶことができました。パネルディスカッションでは独立・企業内診断士として活躍される諸先生方により、診断士が活動するうえでどのようにすればよいかという示唆を得られました。諸先生方の活躍されるフィールドの違いだけでなく、それぞれのキャラクターの違いなども感じられる面白い会でした。また、コンサル塾部からは「相手に伝わるチャートの作成セミナー」として、診断士に必須の報告業務において受け手のことを考えたチャート作成により報告業務の品質向上を図る知見が得られました。研究会部からは「認定研究会による活動紹介」があり、会員が各研究会の活動内容を知る良い機会となりました。国際部からは「中国進出における参入障壁・対策方法の概要紹介」として、中小企業が海外進出するにあたって主に知財面で注意すべき事柄について学ぶことができました。地域支援部の「大田区あっせん融資診断事業の紹介」では、会員診断士の活躍の場の一つとなりえる地域支援部の取り組んでいる事業内容が紹介されました。
ここ数年はイベントの実地開催が難しいなか、本年は無事に実地開催ができました。会員同士の交流の貴重な機会となり、コロナ禍でしばらく見られなかった名刺交換をする姿があちこちで当日は見られました。年々多くの会員が増加し成長を続ける城南支部。来年度以降の「城南博覧会」もご期待ください。また、会員の皆様の支部活動への積極的なご参加もお待ちしております。ぜひ、これからの城南支部をともに盛り上げていきましょう!