中央支部　東山 拓海

10月15日（日）に、IKEBIZで第6回講義が開催されました。今回の講義では、「自主企画セミナーの準備・発表」についてディスカッションし、「士業にとってのWEBマーケティング成功事例」、「プレゼンテーションスキル」について学びました。

１、自主企画セミナーの準備・発表

各チームに分かれて、セミナー準備の進捗確認とコンテンツに関するディスカッションを行いました。岩本塾長からは「セミナーの内容だけでなく、集客の方法を早めに決め、集客を行うことも重要」というアドバイスをいただいたことから、チラシを作成し、他セミナーに参加して集客を実施しているチームもありました。なお、11月に開催される定例会では、会員向けに「どんなコンテンツでセミナーを実施するか」を発表する機会があるので、当日に向けて各チームで資料のブラッシュアップを進め、質の高いセミナーの実施に向けて活動中です。

２、士業にとってのWEBマーケティング成功事例

内木講師から『士業にとってのWEBマーケティング成功事例』というテーマで、診断士の集客ツールであるWEBサイトに関して、SEO対策等の具体的な知識、ノウハウを教えて頂きました。実際に存在するHPを参照しながら、サイト構造、コンテンツの質、見出しタグの設定状況を分析ツールで確認し、気をつけるべきポイントを具体的に学びました。自身がHPを運用している会員や今後HPを作成したいという会員にとっては大変参考になる情報であり、今後診断士として集客する上で役立つ講義でした。

３、プレゼンテーションスキル

津田講師からは『伝わる診断士講座』というテーマで、「講師としてひとまえで話すときの悩み・困りごと・解決したい課題」を解消する方法をお話しいただきました。まずは、「講師としての心構え」として、「立居振舞」、「お客様の存在を感じること」、「与える喜び、共有する楽しさを感じること」の重要性を学び、加えて「緊張との向き合い方」についても理解を深めることができました。また、「良い声をつくる」という観点でも実際に自分の話し方を客観的に分析し、活舌と発声のポイントを学びました。口周りの筋肉トレーニングや、母音トレーニングは簡単に実施できるため、人前で話す前には試してみようと思いました。その他にも「伝わる話し方」や、「好感と信頼を得るふるまい」についても意識するべきポイントを学び、「聞き手を惹きつけ、講師として好感と信頼を与えられる話し方・ふるまいを身につける」というゴールを達成できた、学びある講義でした。

どの講義も充実した内容だったため、会員が積極的に参加・質問しており、今回も多くのことを学ぶことができました。StepUpマスターコースでは、診断士としての実務的な内容のみならず、独立診断士として活躍されている先輩方の経験も学べるため、今後も学んだことを実践できるように努力していきたいと思いました。