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中小企業診断士による社会貢献事業(ワールドビジネス研究会)について

日本の人材不足へのカギを握る!外国人材の活用を考える

WBS社会貢献事業PJ 事務局

東京協会ワールドビジネス研究会(WBSWBS)は、2021年からWBS社会貢献事業として「身近な国際化への対応」をテーマにしたセミナーを開催しています。毎年、社会情勢に即した注目のテーマを選び、専門家を講師に迎えて、知識と経験を参加者に共有しています。2021年度は全6回のオンラインセミナーを、2022年度には4回のセミナーと2回のオンライン討論会を開催し、事業者や公的機関、中小企業診断士など、多くの方々にご参加いただきました。

2023年度は、「日本の人材不足へのカギを握る!外国人材の活用を考える」をテーマに掲げ、3回のオンラインセミナー、ベトナム高度人材との交流会、インドネシア高度人材とのオンライン討論会を開催しています。第一回(7月19日開催)は、外国人特有の労務問題の専門家である弁護士の片岡邦弘氏、第二回(8月30日開催)は、多くのフィリピン人材を活用している株式会社荒谷商会の取締役専務である八畝田諭氏、第三回(10月11日開催)は、外国人材受け入れに関する法務の専門家である弁護士の杉田昌平氏をお招きし、外国人材採用の最新情報や普段なかなか聞くことができない外国人材の問題や人材活用の現場など、リアルなお話をたくさん伺いました。

11月18日(土)には、今年のWBS社会貢献事業PJの目玉企画としてベトナム高度人材と企業の交流会を中小企業会館の講堂でリアル開催しています。この交流会の企画に際しては、WBSと以前から交流のあるVietnamese Professionals InJapan(VPJ)の皆様にご協力いただき、「在日のベトナム人財(留学生・技人国在留資格)と本音で語り合おう」テーマに、外国人材が日本で働く上での問題点や課題を中小企業の経営者や中小企業診断士と共に討論しました。参加者を6つのグループに分け、今後ベトナム高度人材が日本でどのように活躍できるかや日本企業がベトナム高度人材をどのように活かせるかについて話し合いました。各グループで熱い議論が行われ、限られた時間の中で有意義な交流ができたと感じています。中小企業の経営者の皆様からもベトナム高度人材の悩みや日本への期待を聞くことができ、非常に有益な時間を過ごすことができたと満足の声をいただきました。今回のVPJメンバーとの交流会を通じて、日本の中小企業が外国人材を活用し、日本経済の発展に貢献できればと考えています。

最終回の第五回(12月13日)は、インドネシア高度人材と外国人材を活用している企業、外国人材に精通している公的機関の皆様をお招きして、「インドネシア高度人材から見る日本の価値と課題」をテーマにオンライン討論会を開催します。こちらの討論会も、日本が外国人材を活用し、ますます深刻化する人材不足を克服するためのヒントが見つけられると考えています。

*VPJは日本で就職している若いプロフェッショナルベトナム人の非営利団体になります。ベトナム人コミュニティにキャリアコンサルティング及びネットワークを提供する目的として設立されました。

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