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地域の宝=「商店街」を守る力

第9回城北プロコン塾報告②(2026年2月21日受講)

百戦錬磨の「熱血」商店街診断士、鵜頭講師の案内で、第13期塾生は北区の十条銀座商店街に集合しました。大型SCが画一的な街の顔となっている昨今、十条銀座商店街は活気にあふれ「地域の宝」といえる全国の商店街の成功モデルとして君臨しています。商店街にありがちな「空き店舗問題」はありません。その理由を組合幹部へのヒアリングと講師の解説から考察しました。
まず特筆すべきは、商店街組合の機動的な運営体制です。自社ビル収入や多数の会員数を背景に4名の専従事務局を組織し、戦略的で機動的な事業展開を可能にしています。大型店との役割調整の先頭に立ち、「マンションの1階は店舗とする」地区計画の遵守徹底など、商店街を守るガバナンスが高度に機能しています。本来、商店街組合は加盟店が横一線で対等の立場にあり、統制を取りにくいものですが、ここでは実績が求心力を呼んでいます。
この実行組織に加え、行政の取組が体制を盤石にしています。商店街に生家を持つ北区長による現場主義は、担当部局以外に建築確認窓口にまで浸透していると推察されます。手厚い補助金やプレミア付「しぶさわくんPay」導入等の実弾支援が加わり、「空き店舗問題がない」という驚異的な結果を生んでいます。
座学では、講師から「駅前ブロック商店街の優位性」や「入居業種の調整の必要性」等の示唆をいただきました。特に「理事のなり手不足が深刻な中、メンバーから商店街コーディネーターを募り、若手の理事候補として育成すべき」とのお話が印象的でした。
最後に鵜頭講師から、ご自身の独立経験談とともに、塾生に熱いエールをいただきました。 感謝!

 

城北支部 牧 哲史 papa=maki.jp88.biz
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