【令和8年度社会貢献事業】AI・人工知能研究会「経営視点でのAI活用普及」

中央支部 菅原拓哉
AI・人工知能研究会は、中小企業に対するAI導入・活用支援の知見を深めることを目的に活動している東京協会認定研究会です。今年度は社会貢献事業として採択を受け、都内の中小企業および関連団体を対象に、経営視点でのAI活用の普及・啓発に取り組んでいます。木伏 源太、神本 直樹、山根 慎平、長田 将吾、太田 義史、秋岡 範洋、菅原 拓哉の各メンバーで進めています。特定のベンダーに依らず、技術論に偏らず、現場の課題に落としてお伝えすることを方針としています。営利を優先しない中立な立場から、明日から取り組める具体策を提示することが、本事業のねらいです。単なるツールの操作説明ではなく、中小企業診断士が現場で培った実務の視点からお伝えする点が特徴です。
年度前半は、東京商工会議所や公益財団法人東京都生活衛生営業指導センターなど支援機関への提案と調整を重ね、講演内容の骨格を固めてきました。

出典:東京都生活衛生営業指導センター
https://www.seiei.or.jp/tokyo/
参照日:2026年8月21日
第1弾として、8月末に東京都生活衛生営業指導センターの職員向けレクチャーを実施しました。コーディネートは木伏 源太会員、講師は太田 義史会員、秋岡 範洋会員が務めました。同センターの支援先には、飲食業や理美容業など零細の生活衛生関係営業が多くあります。人手不足や接客・事務負担といった現場課題にAIを落とす考え方を、職員が指導の場で使える形でお伝えしました。

続いて9月、11月、12月には、東京商工会議所本部との共催セミナーを3回、東京商工会議所港支部主催のセミナーを2回、開催します。本部との共催3回では、長田 将吾会員が、Google WorkspaceとGeminiを組み合わせ、社内のやり取りや資料作成、スプレッドシートによる帳簿管理まで、今いるメンバーで会社を回しやすくする具体策を解説します。神本 直樹会員は、経理業務にExcelやAIを活用するためのポイントを具体例で示します。山根 慎平会員は、まだデータが無い場合も想定して集め方・残し方から始め、営業目標や担当者ごとの成果を分解する手順を画面で示します。生成AIに切り口出しや集計を任せる方法も実演し、ExcelとAIだけで売上向上の第一歩を踏める内容です。港支部主催の2回では、中小企業の経営者・担当者を対象に、菅原 拓哉会員がAIの社内定着とAIエージェントをテーマに講師を務めます。
受講された方が、自社の課題に合わせてAI活用の優先順位を自ら判断できるようになることを目指しています。